お客様は「育てる」ものです
売れるキャバ嬢になるためには「お客様を育てる」事が必要不可欠です。自分の都合にぴったり合うお客様ばかり来店するなどということは通常ありません。
反対に自分に合うようにお客様を育てることのできるキャバ嬢がお客様の数を増やして売り上げを伸ばしていきます。
育てると一言で言っても色々なタイプのお客様がいますので当然お客様のタイプによって、育て方や扱い方も変わってきます。
今日は
- 指名が被って怒るお客様の扱い方
- お客さんの来店頻度の増やし方
の二つの視点からお客様を育てる方法を考えてみます。
売れるキャバ嬢になるためには、必要不可欠なテクニックですが、すぐに実践できる簡単な内容ですので是非参考にしてください。
指名が被って怒るお客様の扱い方
指名が被ると席を抜けざる得ないですが、怒るお客様が時々います。
指名キャストを独占したいという男心があるからなのですが、それが他の男性客への嫉妬心となってしまっては意味がありません。
せっかくお金を払っているんだから、少しでも長く一緒にいたい、という気持ちが抑えきれなくなって、キャストに怒ったりするなどの態度をとります。
「指名が被ってたら仕方ないじゃない」
「あなただけが客じゃないの」
そう言いたい気持ちも十分にわかりますが、このタイプのお客様はそれだけ指名キャストの事を気に入っている証拠なので、前向きに捉えて育てましょう。
実は席を抜けて怒るタイプのお客様は、キャバクラのルールを良くわかっていない事が多いです。
なのでポイントのシステムを教えることで、理解してもらえます。
同伴の時や、ゆっくり話せるときにキャバクラの給料システムの話をしましょう。
お金の話になった時に、さりげなく給料の話につなげると自然です。
キャバクラはポイント制で、ポイントを稼ぐことで時給があがり生活が成り立つ、ポイントを稼げなかったら最低時給になり生活ができない、できるなら他のお客様の予定も断って時間を作りたいけど、それじゃあポイントが稼げなくてノルマも達成できない、と上手にこの三点を伝えます。
「他のお客さんのポイントが必要なの」ということを遠回しに伝えるわけです。
自分が他のお客様の分までポイント貢献できない限り、独占するのが無理だと理解してくれます。
お客様の来店頻度を増やす方法
どんな太客のお客様でも、キャバクラで使えるお金や時間の許容範囲があります。
この許容範囲を超えて、お金を使わせようとしたり、無理な営業をかけると、お客様が負担に感じ切れる原因になります。
しかしもしお客様が他のキャバクラや風俗に使っている場合は、その分のお金や時間を自分にまわしてもらうとお客様の負担にはなりません。
他のキャバクラに行くことを辞めてもらうだけで、来店頻度が増えます。
お客様を独占できるように、意識してアプローチをかけていきます。
「他のキャバクラに行かないでほしい」とお願いするのではなく、あくまで可愛くヤキモチをやいたフリをしてください。ここは女性としての演技力が問われるところです。
お願いすると「じゃあ他のキャバクラには行ってない事にしよう」と思うお客様が多いから逆効果です。