キャバクラは短期を歓迎しない?
「短期で考えているんですが・・・・」という問い合わせが一年を通して時々あります。
求人誌やWEBの求人広告で「短期でも大歓迎」とか「週1でもOK」とか「終電あがりOK」のように甘い事がいっぱい書かれていますが、短期大歓迎に限らずこういう甘いことを書く求人は全部嘘です。
ナイトワーク専門の女の子を紹介するサイトですら嘘を平気で書いています。
当社としては女の子にはとことん正直な姿勢を貫くべきだと思っていますが、中には
「未経験者でも時給5000円以上~ お店の人とも関係が築けているので出せるんです!」って堂々と言う業者もあります。
こんな嘘をついて何とも思わないのかと呆れることも多いです。
今日はそんな「キャバクラの求人の嘘」について説明します。
「時給5000円以上可能」
確かに売上をもっていたり、シフトも週5〜6日のレギュラー出勤が可能で、容姿端麗なら最初から時給5000円以上も可能です。
というくらいに捉えておきましょう。
5000円~と書くと、全員が5000円以上もらえるみたいに思いますが、そんなことはありません。実は行ってみたら時給3000円を提示されたなどと言う話は普通にあります。
むしろ5000円もらえるのは本当に一握りの女の子です。
銀座の高級クラブや六本木・歌舞伎町の高級キャバクラであればこのくらいの数字が誰にでも出ますがそもそもの採用基準が高いので面接に落ちるのが普通です。
終電あがりOK
キャバクラや高級クラブはそもそも終電がなくなった時間からが忙しさのピークです。
ナイトワークで終電あがりを希望するというのは、例えば居酒屋のバイトで20時に帰らしてくださいという感じなので、どのお店でも当然嫌がります。
だから終電までしか働けない人が、求人誌を信用して面接を巡っても、採用されるお店が中々決まりません。
こういうワガママがきくのはお客様を持っていて、自分の売り上げだけでやっていける一部の女性だけです。
週1日3時間からOK
エリアによっては週2日くらいでも採用してもらえるお店があるエリアもありますが、基本的に東京の都心、銀座や六本木、歌舞伎町などでは週に3日以上から採用とするお店が多いです。
週1日希望の子は、お客様を持っている女性でもない限り採用しないのが普通です。
キャバクラは時間外の仕事が案外多いです。
お客様にメールや電話、LINEをして営業するのは必須です。
けど週1日の仕事のために毎日営業メールや電話を頑張れるかと言われるとできないと思います。
お店としては、週1日であろうときちんと仕事をしてもらわないと困るので、そういった意味でも採用をしぶられます。
短期も歓迎
短期希望も基本断られると思って間違いないです。単純に使い勝手が悪いのです。
これからも頑張ってくれるキャストと今月いっぱいで辞める短期のキャスト
の二人だったら、どっちにフリーのお客様をつけたいと思うでしょうか?
当然ですがすぐに辞めるキャストにフリーのお客様をつけても意味がないですよね。
なので結局ヘルプばかりになるわけですが、人手がよほど足りていないお店しか採用はしません。