友達の紹介はアテになりません
友達のオススメのお店に面接に行くことは、正直言って全くあてになりません。
お店選びとは実はそんなに単純なものではありません。
オススメのお店は女性ひとりひとりによって全く変わります。友達にはいいお店が自分にもいいという保証は全くありません。
『どんな女の子にもオススメのキャバクラ』があるなら、そもそも我々みたいな仕事やサービスは必要なくなってしまいます。みんなそのお店に行けばいいだけになってしまいますが、現実にそんなお店はありません。
キャバクラのお店選びとは非常に難しいのが現実です。
今日は友達のオススメの情報が信用できない理由とそれほどまでにお店選びが難しい理由について二本立てで説明します。
お店選びが難しい理由
まずはお店選びが難しい理由からご説明します。
サッカーで例えますが、極端に小さいお店を除き、どこのお店も『スタメン(キャバ嬢)』と『控え(キャバ嬢)』がいます。
スタメンで試合に出れる選手(キャバ嬢)になれば手厚い給料、待遇、長期の保証がうけられますが、逆に控えメンバーだとガクンと落ちます。
キャバクラもこれと同じです。リピート率が高い、お店の中でも可愛い方、売上をを持ってるなどを理由に、スタメンのキャバ嬢はフリー席につく回数が必然的に多くなります。
労働時間も長く、早上がりさせられることはほとんどありません。
そのお店の中で、可愛いランク上位に食い込むだけで未経験者でも即スタメンで起用されることは間違いありません。
反対にスタメンに入れない控えレベルのキャバ嬢の場合は、そのお店がいくら客層がよくて時給が高くても、一日に数える程しかフリーにつけず、あとはヘルプばかりですと絶対に稼げません。
暇な日は早上げのリスクもあります。
つまりお店の控えメンバー扱いだと新規のお客様すらつかみにくいのです。
少ないチャンスをものにできる実力があるなら、控えスタートでスタメンを目指すことも可能ですが、その自信がないなら、最初からスタメンに入れるお店を選択しましょう。
ヨーロッパの有名クラブに移籍して全く出番のないサッカー選手よりもJリーグで毎試合スタメンで出る選手の方が成長するというのと一緒です。
友達のオススメが信用できない理由
先にお店選びが難しい理由を説明しましたが、実は友達のオススメが信用できないのもこれと関係があります。
簡単な話で友達と同じようにスタメンの選手(キャバ嬢)に入れるとは限らないからです。
友達があそこのお店すごくいいと言ってたので入店したのに自分には全く合わなかったとか、その逆に友達はあのお店は絶対にやめた方がいいと言ってたのに自分にはとても合っていたということは普通にあります。
仲の良い子が言ってるんだから信用できる情報と考える気持ちもわかりますが、実はそれほどあてになりません。
その友達がスタメンなだけで、自分は控えメンバーになり待遇も悪く劣悪な環境かもしれません。
逆にお店の悪口を言ってる友達は控えメンバーだっただけで、自分ならスタメンに入って好待遇で全く違った良い環境かもしれません。
現に同じお店であっても「あの店は悪かった」と感じる子もいれば、「あの店はよかった」と感じる子もいるわけですからたった一人の友達の意見を参考にお店を選ぶのはギャンブルです。
友達のお店に対する評価は、良くても悪くても自分も同じように当てはまるとは思わないで下さい。
まとめ
客層を重要視して自分自身のレベル以上のお店(要は控えメンバーになるお店)に無理して入店した場合、短期での退店率が高めです。
逆にスタメンスタートで入店したケースでは入店後の平均就労期間は半年以上と長めです。
就労期間が長いということは、そのお店に満足しているということですが、よく考えたら当然のことです。
ギリギリでかろうじて採用されたお店と是非当店へ入店してくださいと積極的に歓迎されて採用されたお店のどちらが自分にとって良い環境なのかは明らかです。