キャバクラの面接に友達と行くのはNG?

友達と面接に行くべきではない?

「友達と二人で体入希望ですいきたいのです」
(体入とは、一日体験入店のこと。一日働いてから入店するかどうかを決めるキャバクラ業界ではごく一般的な制度です)

この言葉を聞いた瞬間に、我々の直感ですと嫌な予感しかしません。

その辺のスカウトマンは、逆に喜びます。
一人紹介するよりも、二人紹介する方が成果としてはいいわけですから。

ただ、二人で面接に行くのはご本人のためにも友達のためにもなっていません。
百害あって一利なしと言えます。

今日はその理由をわかりやすく説明します。
これから友達とお店を探そうとしている人は、この記事をみて思いとどまってください。

なぜダメなのか?

お店が採用不採用を決める時は、当然ですがシフトや経験、容姿や希望をもとに決めます。
本人と友達の条件が仮に全て同じであれば、話は簡単ですが、実際にそんな事は通常ありません。

Aさんにはこっちのお店がむいてるのに対し、Bさんにはあっちのお店がむいているということは普通にあります。

その場合は結局どちらかが、何かしら妥協した形でお店を決めることになります。
仮にAさんのオススメのお店に行くとしましょう。

するとAさんはお店を気に入り、Bさんは気に入らない。

こうなると、Aさんだけ入店するなんてことは、めったにありません。ほとんどの場合二人そろって別のお店を探し続けます。

なかなかお店が決まらないと言うのはわかりますよね?

お店の側も採用しにくい?

実は面接してもお店としては一人だけ採用したいと思うケースが珍しくありません。むしろ多いです。

こういう場合、お店も厳しい選択を迫られます。

よくあるのは両方不採用にしてしまうケースです。片方だけ採用にすると女性から恨まれるというのがあるのでお店としては両方入店させないようにすれば波風が立たないというわけです。

ちなみに、片方不採用のケースは、お店の人から女性には何も言わずに帰します。紹介者に対して片方だけ採用であることを説明するように求めてきます。

仮に採用になってもデメリットが

そのような波風を避けるためにお店が両方採用するというケースもありますがこの場合は後が大変です。

例えば入店時の時給を決める際からトラブルになります。

二人の時給が同じ方が自然なので、通常は時給を二人とも同じにします。高い方ではなく、低い方にあわせるという場合が多いのでレベルが高い女性の方が損をします。

またAさんが欲しいばかりに、本当はBさんを不採用にしたいけど、いやいやBさんも採用するケースもあります。

こうなると「本来なら採用したくない」と思われているお店に、Bさんは入店することになるかもしれない。

そんな風に思われて採用されても、良い環境になるわけがないです。

「辞められてもいいや」くらいの気持ちでの採用なので、雑な扱いを受けるのが容易に想像できます。

それで済めばまだマシですが、出勤調整をかけて出勤をさせないとか出勤させても早上がりでBさんを追い詰め強制的に退店に持っていくようなやり方をするお店もあります。

最初だけいい感じで対応して入店させといて、あとで手のひら返す作戦は汚いですが実際にはよくあります。

本来であれば不採用にする女性に採用を出しているのだからお店の気持ちもわからなくはないです。

まとめ

このように友達と一緒に面接に行くというのは百害あって一利なしと言ってしまってもいいくらい女性にメリットがありません。

どうしても同じお店で働きたいなら二人同時ではなく、バラバラに面接に行く方がマシなくらいです。

それ以前に自分に合っているお店が友達も合っているということ自体がめったにないことですのでお店探しを友達と一緒にすることはオススメできません。

Author: vipplus

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